研究アウトリーチと概念アウトリーチ

研究のアウトリーチ活動が重要になっている。

たとえば、研究論文だけではわかりにくい場合、研究論文の内容を動画にすることが考えられる。

このような研究アウトリーチ活動は、研究の普及にとって重要となる。特に、日本人は英語を母国語としないというハンデを負っており、研究アウトリーチ活動が重要になる。

研究アウトリーチ活動の問題点として、研究というのは難しいものなので、一般の人に広がりにくいという側面がある。

そこで、研究アウトリーチ活動においては、概念のアウトリーチ活動も重要となりうる。

たとえば、上記の研究は、「AI権必要定理」、「主体引力理論」、「不動心アーキテクチャー」などの新しい概念を提案しており、これらの概念のアウトリーチ活動も重要となる。

概念のクリエイターとして、提案している概念の例（概念集）を作成している。

概念のアウトリーチ活動は、１人の人が他の人に対して概念を使ってくれる数に大きく依存する。社会をよくするために、読者の方も概念を使っていただけると幸いである。

１人の人が、ｎ人に概念を使う場合、第１世代でｎ人に概念が広がり、第２世代でｎ×ｎ人に概念が広がり、指数関数的に広がっていく可能性がある。

概念のアウトリーチ活動により、概念が広まっていけば、研究のアウトリーチ活動になるだけでなく、AI社会に向けたプラスの影響があると思われる。