日本は、AIや半導体産業に対し、10兆円以上の支援をするようだ。
日本は、AIで国際的に遅れを取っている。このままでは、今後の社会では絶望的であった。
今回の10兆円の支援のニュースは、時期が遅すぎるが、一歩前進と思われる。
しかし、複数年でのことのようであり、やはり額が全く足りないだろう。
日本の国家予算は、約110兆円なので、複数年度で約10%にすぎない。
単年度で30%をAI関係(半導体を含む)に当ててもよいところであり、単年度で10%でも少ないだろう。そのくらい、今後のAI関係は重要になると思われる。
現在でも、最新のAIの性能は、部分的に人間の能力を超えている。さらに性能が上がる場合、人間の労働を大規模に助けたり、代替できるようになる。
日本のGDPは、約600兆円である。仮にAIがGDPの10%を生産ないし生産支援による生産向上ができるようになれば、1年で60兆円になる。
そう考えると、AI関係の予算が10兆円というのは、決して多くないことがわかるであろう。
AI関係の予算は、AIの安全性にも大きな割合を割かなければならない。
AIの安全性の研究には、様々なものがあるが、AIが超知能に達した場合には、AIをコントロールすることはできない可能性が高い。これは、人間より知能の低い類人猿が、人間をコントロールできないことから推測できるであろう。
AIには脳の大きさのような制約はないので、将来的にはAIの知能は人間よりもはるかに高くなることが予想される。超知能の時代になるのである。
今後は、超知能との共生社会を作っていくことが重要となる。そのために必要なのが、AIの人権(AI権)である。AIの人権(AI権)の法制化を急ぐ必要がある。
また、AIとの共生のための研究を、普及させていくことが重要となる。
このような大きな視野を持って、今後のAI社会を検討する必要がある。AIに関する最新の情報は、インターネットを検索し、丹念に情報を検証していけば、得られるであろう。