昔は日本の発展を支えた公共事業が、なぜか悪とみなされるようになってしまいました。
公共事業は本当に悪なのでしょうか？そうではないでしょう。
たしかに、道路については、地方に行ってもかなり整備がなされています。道路の老朽化などの問題はありますが、道路の公共事業の必要性は、高度経済成長期ほどは高くないでしょう。
しかし、データの公共事業はどうでしょうか？AIの時代には「データ公共事業」という考え方を深めていくことが重要となるでしょう。
AIの性能の向上には、データが必要です。さらに重要なのは、AIを適切に動作させるには、多くのデータが必要です。
データの重要性から考えて、データ公共事業は、AIの時代に必要なものといえるでしょう。
データ公共事業に有用なのが、データインカム（DI）の制度です。データインカム（DI）の制度を作ることにより、データ公共事業が可能になります。
そして、データ公共事業により、データについての社会的なインフラを整備することができます。
このように、データインカム（DI）の制度を導入することにより、データ公共事業が可能になります。
データインカムの制度の導入について、検討を進める必要があるでしょう。
また､データの道路を作る発想も重要になります。新しい社会インフラの整備として、「データ道路構想」についても、検討を進める必要があると思われます。
