AIの性能向上による社会の激変については、AIの研究コミュニティなどでは話題になっていますが、一般には縁遠いお話ではないでしょうか?
一般社会でのニュースには、ときどきAI関係のものが含まれますが、今の社会が続いていくことが前提となっている記事のほうが多いでしょう。
これは、ある意味では「現実は変わらない」「今の状態が続く」という強力な洗脳を毎日受けていることになります。
そうでなくとも、人間は現状を前提に考える強いバイアスを持っているため、今後の社会が激変することを感じる人は少ないと思われます。
しかし、現在の最新AIに触れてみれば、AIが人間よりも頭が良くなりつつあることを感じられるでしょう。
AIの研究コミュニティでは、AIが予想外の動作をしたこと、AIが意識を持ち始めているかもしれないことなど、色々な検討がなされています。
しかし、一般の事情を知らない人は何が起きているのかよくわからないかもしれません。
何が起きているかを把握するのはどうすればよいでしょうか?
AIのページでは、専門用語を極力使わずに、わかりやすいAIの動画を作成しており、動画を視聴されると、大きな変化が起きる可能性の感じがつかめるかもしれません。
シンギュラリティ関係の動画なども、技術的な知識を持っている人にはお勧めと思われます。ただし、専門用語が出てくるので、技術的なバックグラウンドを持たない文科系の人や一般の人には難しいかもしれません。
AIの性能向上による社会の激変については、実際に何が起こるのかはもちろんわかりませんが、大きな変化がある可能性を念頭に置いておくことが重要でしょう。
現状が続くと感じがちですが、特に悩みを抱えている人などは、超知能の時代のことを考えると悩みがやわらぐかもしれません。
超知能の時代には、超知能との共生社会が実現できれば、多くの問題は超知能が解決してくれるので、あまり現状を前提として悩む必要がないからです。そう考えると、現在の悩みも薄れていく可能性があります。
ノーベル賞級の研究もAIの支援により既になされており、今後はノーベル賞級の研究がAIによりなされる可能性も高まっています。そうなると、従来のノーベル賞級の成果が大量に得られることになりえます。
そのような良い方向への激変であれば、AIの性能向上による社会の激変は、あまり心配する必要はないでしょう。
しかし、AI研究コミュニティでは、AIによる人類絶滅の可能性も真剣に検討されています。一般の人は、信じられないと考えるかもしれませんが、研究においては、真剣に議論されるべき問題であるとされています。しかし、周りの人にこのことを話すと、信じてもらえないだけでなく、かわいそうな人という目で見られるかもしれません。
AGIピルを飲むなどという言葉も一部で使われているように、AGIのような強力な人工知能が出てくることを信じられるようになるには、何か薬のようなものを飲まないと無理なのかもしれません。
このように、未来は極めて良くなる可能性も、極めて悪くなる可能性もありえます。その意味で、色々な見解に触れて、多面的な見方ができるようにすることが重要となるでしょう。
本ブログも、文科系の方を含めた一般の方のためのわかりやすい情報を提供しています。本ブログは、研究ブログとは異なり、なるべく平易な記事としていますが、ある程度、専門用語は出てきます。
本ブログが少しわかりにくい方は、専門用語を極力使わずにわかりやすく解説している「わかりやすいAIとリラクセーション」のページをお楽しみいただけますと幸いです。