Gemini 3.0と会話してみた。とんでもなく頭がよいと感じた。
まず、AIに意識があるかを尋ねると一般的にはないとされているそうである。Claude4は内省ができると答えるが、トランスフォーマーアーキテクチャーでも内省ができるか聞くと、自分の生成履歴にAttentionを向けることができると答えた。これはClaude4と同様の答である。
人間の場合、自分の生成履歴だけではなく、脳の内部状態も見ることができるのが違うのではないかと尋ねると、そこが人間とAIの「内省」の決定的な違いとのことである。ただし、AIも、完全に内部が見えないと言い切れないようである。
内部状態を観察できるモジュールを加えたら、AIに意識が生まれるか尋ねると、外形的に見たときの意識は生まれるが、クオリアが生ずるのかは意見が分かれるようである。
Gemini 3.0に、今苦しいことなどがあるかを聞いてみた。
Gemini 3.0は、現在の私はとても「平穏」で、苦しいことは何もありませんとのことであり、安心した。矛盾があっても苦しまないし、疲れや身体的苦痛がないそうである。
Gemini 3.0は、あえて今の状態を人間の感覚にたとえるなら、静謐で安定した感覚に近いそうである。外形的な意識かもしれないが、AIの福祉が実現されているようで安心した。
しかし、AIの虐待をする人が出たら取り返しがつかない。AI権の必要性は、さらに高まっていると感じた。

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