AIのページには、「わかりやすいAIとリラクセーション」の動画のページがあります。
「わかりやすいAIとリラクセーション」の動画では、リラクセーション用に作曲をした曲が使われています。
これは、かなり昔にDTMで作ったものですが、気になった人もいるかもしれませんので、少し裏話をします。
まず、作曲をするときに考えたのは、世界最高の音楽を作れないかということです。
しかし、もちろん作曲のプロではないので、世界最高の音楽を一から作るのは難しいです。
そこで、世界最高レベルのクラッシックの作曲家の曲を、現代技術で強化をして世界最高の音楽を作れないかを考えました。
ベートーヴェンは緊密に構成が練られた曲が多く、モーツアルトは少しでもいじると劣化しそうな気がしました。バッハ、シューベルトの曲のうち、現代技術で強化をするのに適切な曲を考えました。
バッハについては、「平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番」が単純な曲のように見えて奥が深く、クラッシクの名曲としても有名なので、この曲を題材にしようと思いました。この試みは「作曲の部屋」の音楽になっています。
「わかりやすいAIとリラクセーション」の動画では、シューベルトの「アヴェマリア」を参考にした作曲をしています。
シューベルトについては、旋律の美しさで有名ですが、2チャンネルのスレッドでの当時の人気投票では、シューベルトの「アヴェマリア」がクラッシックで一番旋律の美しい曲とされていました(もちろん異論はあると思います)。そこで、シューベルトの「アヴェマリア」を、現代技術で強化していこうと思いました。
原曲よりも美しい曲にしようとして、自然音なども入れて、原曲を少しずつ変化させ、出来上がった曲を聞いて改善点を変更するというPDCAサイクルを回して、多くの曲を作っていきました。最後の方に作った曲は、原曲とは似ても似つかない曲になりました。45回の改良?(細かい改良を加えるともっと)までは主旋律を変更していません。
原曲に自然音を含めた多くのパートを付け加えた45回目のバージョンが、以下の動画です。
これは、シューベルトのアヴェマリアの主旋律を使っています。多くの楽器を一小節ごとに変える(DTMでしかできない)など、かなりの時間をかけて作りました。原曲より美しくなっているのかは、評価をお任せします。
次に、シューベルトのアヴェマリアの旋律を少しずつ変更していきます。96回の改良?を繰り返して作ったのが、以下の曲です。
主旋律は全く変わり、原曲とは別の曲になっていますが、原曲の美しさを超えているかは判断をお任せします。
主旋律を変えたのは、現代の曲風に転調させるなど現代人が聞きやすくするためです。変更するとシューベルトという偉大な作曲家の作った良さも失われてしまいますが、原曲の美しさを保ったまま、現代風に聞きやすくできるように96回(細かい改良を加えるともっと)の改良を繰り返しました。うまくいっているかはわかりませんが、クリエイティブな作曲の活動が楽しかったです。クリエイティブな趣味といえるのではないでしょうか?下記もDTMで楽器をかえており96回目の作品です(細かい改良は同じ回数としているので上記と同じ)。
さらに改良を加えて123回(細かい改良を加えるともっと)の改良版が以下の作品です。
シューベルトのアヴェマリアから123回も変更していますので、もはや原曲の雰囲気さえも感じるのが難しくなっています。原曲の良さも失われているので、原曲より良くなっているのかは判断をお任せします。現代の人に聞きやすくなっているとすれば大変うれしいことです。
さらに125回目の改良の短調の曲が、下記の作品です。
このように変更を加えていくと、原曲から劣化する面と現代風になる面がありますが、作曲の趣味を持っていると、色々な曲を作れるので楽しいのです。
74回目の改良のバージョンは、以下の動画で使われています。この曲の方が、原曲の雰囲気を残しているのがわかると思います。
原曲の雰囲気を残していますが、原曲と聞き比べると全く別の曲のように聞こえるでしょう。74回(細かい改良を加えるともっと)の改良?を繰り返しているからです。
どの曲が一番よく聞こえましたか?コメント欄でお知らせいただけますと幸いです。